平成29年度 第2回保護者勉強会を行いました

36名の参加を得て開催しました

第1回目に続いて、広島県・広島市手をつなぐ育成会副会長金子真由美様にお話をしていただきました。第1回目のアンケートをもとに今回のお話の柱を、①「自立した暮らしって?」②「住まい」③「お金」④「成年後見」としていただきました。だんだんと年齢を重ねていく保護者にとって、障害を持つわが子の将来は大変気になるところです。その中でも住む所やお金については、現実的な問題として避けて通ることができません。その問題に対して、金子様は具体的な方法や方向を事例を挙げて教えてくださいました。ユーモアを交えた明るい語り口で聞く者の心を捉える話術にはいつも感心させられます。

金子様のお話のあとは5つのグループに分かれて、今日のお話の感想や日頃の悩みなどを出し合いました。皆さんそれぞれにお悩みや苦労をお持ちであったり、それらを乗り越えられた経験をお持ちだったりして、お互いの話を聞くだけでも参加した意味が大いにありました。もっともっと多くの方に参加していただき、この会の良さを味わっていただきたいと思いました。

今回参加された方の感想をお二方紹介します。「グループ討議は苦手ですけど、今回はみなさんと話せてよかったと思います。金子さんのお話は、何回でも聞かせて欲しいぐらい親の立場をよく理解して、わかりやすく話してくださるのでありがたいです。」「相談員さんをまず作るということ、何か一つ始めることが大事ということを改めて感じました。前回、よ~し!と思ってても、この数か月何もしなかったので、今回こそは何か一つ始めようと思っています。